久しぶりだな~5月編

(社)糸満青年会議所

2010年05月02日 15:57

皆さんゴールデンウィークはどうお過ごしでしょうか?

本日は久々に活動報告です。
5月1日(土)は豊見城城跡公園内(営業休止中)の豊見瀬御嶽(ウタキ)で
豊見城龍船協会によるハーリー御願際のお手伝いをしました。

 前にも紹介しましたが、1393年に南山王の甥である汪王祖(ワンオウソ)
が中国北京にある国子監(大学)に留学し帰国後に中国文化を持ち帰り中国の
製法に習って龍船(ハーリー船)を造り漫湖に浮かべて玩楽(遊覧)をしたのが
ハーリーの始まりだそうです。





毎年端午(5月5日)の前日には那覇、久米、泊の龍船3隻は、必ず豊見城城下の
港に漕ぎ寄せて城内「豊見瀬御嶽」を参拝し、豊見城ノロに従って景福(ユガフー)
を祈願したと記録されているようです。廃藩置県を境にその行事は途絶えていますが
久米村のハーリー歌に「久米走る船の 豊見城上て」と歌われその名残を伝えています。










式典最後には、豊見城龍船協会顧問 崎間麗進(サキマ レイシン)さによる「ハーリー講話」
を賜りました。そこで感じたのが、単にハーリーではなく沖縄の各地域にあるこの様な
文化を是非JCや地域の若者が取り上げ又は関わり文化継承と地域興しによる活性を
やりつづけなくちゃいけないと・・ふとぅふとぅしてきました。崎間さんからもありましたが、是非豊見城のこの地
で1月1日は初詣も開催し豊見城市民は誇りを持ってどんどん文化発信をしてほしいと仰ゃっ
ていました。龍船協会のメンバーとも今後の新たな展開を確認し商工会青年部やJC等
若いメンバーで一発かましたろかと盛り上がり前向きに課題も出てきました。


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